御手上(読み)おてあげ

精選版 日本国語大辞典 「御手上」の意味・読み・例文・類語

おて‐あげ【御手上】

〘名〙 (降参のしるしに両手を上げるところから) どうにもしようがなくなること。打開方法がなく、途方にくれること。また、無一物になること。破産
※しん女語りぐさ(1965)〈唐木順三〉二「京と諸国とを結ぶ七つの口が徒党によって全部閉されて、侍所でもお手あげだといふのです」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android