御託張(読み)ごたくばる

精選版 日本国語大辞典 「御託張」の意味・読み・例文・類語

ごたく‐ば・る【御託張】

〘自ラ四〙 (「ばる」は接尾語)
① もったいぶった言い方をする。くどくどと言いたてる。御託を並べる。
浄瑠璃鶊山姫捨松(1740)二「親の意見を受ける様な銀兵衛ではァごあらぬ。ごたくばらずとどれ廻文、きりきり此処へだはれいなう」
他人がものを言うのをののしっていう語。ぬかす。ほざく。
※浄瑠璃・花襷会稽褐布染(1774)二「何ん成りとごたくばれ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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