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心因性インポテンツ しんいんせいインポテンツ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

心因性インポテンツ
しんいんせいインポテンツ

心理的な原因によって起こる性的不能症。患者の傾向として夫婦の対話がなく,きわめてコミュニケーションが悪くなっている人に多い。したがって治療にはコミュニケーションを復活させることから始め,受入体制を作ることが重要である。心因性のインポテンツの場合,その原因が比較的単純で,また発病してからあまり時間のたっていない場合では,感覚集中法などの行動療法を中心とした総合治療で,ほとんどの患者が再び性生活を楽しめるようになる。感覚集中法は,カップルに互いの性的感覚の敏感な部分を探させるものである。発病から長期間経った場合は,簡単に治癒しないこともある。そのような場合でも,勃起補助具を用いることによって,性の現役復帰は可能となる。コンドームに似たシリコンの筒を陰茎に装着することで,性感は多少損なわれるが挿入することができる。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

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