精選版 日本国語大辞典 「心気・辛気」の意味・読み・例文・類語
しん‐き【心気・辛気】
〘名〙
※実隆公記‐文明一六年(1484)二月一三日「肖柏申遣之処、心気労難レ治故障之由来申之」
② (形動) 心がくさくさして、気が重くなること。心の病にかかること。また、気がもめること。じれったいこと。また、そのさま。
※蔭凉軒日録‐長享二年(1488)一〇月四日「相公邇来事外御心気、諸公事一切不レ被二聞召入一。且待二御心気之平愈一可レ白云々」
③ (形動) 苦しくてつらいこと。また、そのさま。
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