心静・心閑(読み)こころしずか

精選版 日本国語大辞典 「心静・心閑」の意味・読み・例文・類語

こころ‐しずか ‥しづか【心静・心閑】

〘形動〙 心が落ち着いているさま。心のどか。
※後撰(951‐953頃)賀・一三七七「脇息をおさへてまさへよろづ代に花の盛りを心しづかに〈仁教〉」
太平記(14C後)二六「胡簶(えびら)に差したる竹葉取り出して心閑(こころシツカ)に兵粮仕ひ、機を助けてぞ並み居たる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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