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忌忌しい・由由しい ゆゆしい

大辞林 第三版の解説

ゆゆしい【忌忌しい・由由しい】

( 形 ) [文] シク ゆゆ・し
そのままほうっておくと、とんでもない結果を引き起こすことになる。容易ならない。 「教育上-・い問題」 「 - ・き事態」
神聖で触れることがはばかられる。おそれ多い。 「かけまくもあやに恐かしこし言はまくも-・しきかも/万葉集 475
不吉である。縁起が悪い。 「 - ・しき身に侍れば、かくておはしますも、いまいましうかたじけなく/源氏 桐壺
恐ろしい。気味が悪い。 「海はなほいと-・しと思ふに/枕草子 306
普通でない。並はずれている。はなはだしい。 「たかき屐子けいしをさへはきたれば、-・しうたかし/枕草子 12
堂々としている。立派だ。 「(鹿谷ハ)後ろは三井寺に続いて-・しき城郭にてぞありける/平家 1
すぐれている。すばらしい。りっぱである。 「舎人など給はるきはは-・しと見ゆ/徒然 1」 〔神聖の意の「ゆ(斎)」を重ねて形容詞化した語で、 が原義〕
[派生] -げ ( 形動 ) -さ ( 名 )

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

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