快闊・快豁(読み)かいかつ

精選版 日本国語大辞典 「快闊・快豁」の意味・読み・例文・類語

かい‐かつ クヮイクヮツ【快闊・快豁】

〘形動〙
風景などがひろびろと開けているさま。開豁(かいかつ)
米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉四「是を以て府中の眺望甚だ快豁なり」
気質がさっぱりとしていて物事にこだわらず、度量の広いさま。こせこせしないさま。開豁(かいかつ)
浮城物語(1890)〈矢野龍渓〉二「斯る快濶なる人物の手前、直に受納せんは流石(さすが)にて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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