思存分(読み)おもうぞんぶん

精選版 日本国語大辞典 「思存分」の意味・読み・例文・類語

おもう‐ぞんぶん おもふ‥【思存分】

〘副〙 (「に」「の」を伴う場合もある) 期待したことの可能な限り。思うまま。満足のいくまで。十分に。おもいぞんぶん。
咄本・八行整版本昨日は今日の物語(1624‐34頃)「道に黄金がおびたたしく落ちて御座候ほどに〈略〉おもふぞんぶんにひろひ申、帰る所へ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android