精選版 日本国語大辞典 「思成」の意味・読み・例文・類語
おぼし‐な・る【思成】
〘自ラ四〙 (「おもいなる(思成)」の尊敬語) 新たにそう思うようになられる。そういうお考えになる。
※宇津保(970‐999頃)国譲上「女御君、『いとおぼえぬ筋におぼしなるを』などの給ふに」
おもい‐な・る おもひ‥【思成】
〘自ラ四〙 そう思うようになる。そういう考えになる。
※大和(947‐957頃)一五六「せめられわびて、さしてむとおもひなりぬ」
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