精選版 日本国語大辞典 「思知」の意味・読み・例文・類語
おもい‐し・る おもひ‥【思知】
※徒然草(1331頃)一四二「子持ちてこそ、親の志はおもひ知(しる)なれ」
おぼし‐し・る【思知】
〘他ラ四〙 (「おもいしる(思知)」の尊敬語) 物事の道理や趣などを理解なさる。なるほどとお思いになる。
※宇津保(970‐999頃)蔵開上「ものおぼししらざりけん昔こそさりけめ、いまは世の中物おぼししりたれば」
おもい‐しら・せる おもひ‥【思知】
〘他サ下一〙 おもひしら・す 〘他サ下二〙 相手に誤りを痛切に悟らせる。身にしみて感じさせる。おもいしらす。
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