性分(読み)しょうぶん

精選版 日本国語大辞典 「性分」の意味・読み・例文・類語

しょう‐ぶん シャウ‥【性分】

〘名〙 人の、生まれついての性質。うまれつき。また、物事のもともとの性質。たち
※清原国賢書写本荘子抄(1530)一〇「万物は可と不可とあり。各其性分に任てをくべし」
浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉一「気に入らぬ者を見れば、何歟(なにか)につけて真綿に針のチクチク責をするが性分」

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デジタル大辞泉 「性分」の意味・読み・例文・類語

しょう‐ぶん〔シヤウ‐〕【性分】

生まれつきの性質。天性。たち。「曲がったことのできない性分」「やりかたが性分に合わない」
[類語]たち性格性質性向性情気質気性きしょう気立て人柄心柄こころがら心根こころね心性しんせい品性資性資質個性人格キャラクターパーソナリティー本性本能天性気心気風人となり人間性気質かたぎ肌合い家風精神

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普及版 字通 「性分」の読み・字形・画数・意味

【性分】せいぶん・しようぶん

生まれつき。

字通「性」の項目を見る

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