恩給と共済年金

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

恩給と共済年金

公務員の老後保障は、かつて全額税負担の恩給制度で行われていたが、59〜62年にかけて保険料を財源とする現行の共済年金に切り替えられた。しかし、共済年金の発足前に働いていた期間分の年金は恩給に準じた扱いとされ、全額税金の「追加費用」で支払われ続けてきた。共済年金の受給者320万人のうち、恩給期間のある人は215万人とされる。04年度の追加費用は1兆7383億円。金額のピークは過ぎているが、投入が終わるのは60年度ごろで、累計額は約20兆円と見積もられている。

(2006-04-13 朝日新聞 朝刊 3総合)

出典 朝日新聞掲載「キーワード」朝日新聞掲載「キーワード」について 情報

今日のキーワード

在職老齢年金

就業している高齢世代にも一定の年金を支給する制度。2004年の年金改正で、就労を阻害せず、働くことに中立な仕組みにするため、60歳代前半の人には厚生年金(定額部分も含む)の一律2割カットの仕組みを廃止...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android