恵比須祭(読み)えびすまつり

精選版 日本国語大辞典 「恵比須祭」の意味・読み・例文・類語

えびす‐まつり【恵比須祭・夷祭】

〘名〙
① =えびすこう(恵比須講)《季・新年‐冬》 〔俳諧・毛吹草(1638)〕
不漁のとき、豊漁を祈ってする酒盛り山陰沿海地方から九州西部にかけて行なわれる。
諸国風俗問状答(19C前)阿波国風俗問状答「十日蛭子祭は、若餠の鏡并に生鯛をかけ鯛にして備へ申候」

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デジタル大辞泉 「恵比須祭」の意味・読み・例文・類語

えびす‐まつり【恵比須祭(り)】

恵比須講」に同じ。
西日本で不漁のときに、好漁になることを願ってする酒盛り。まんなおし

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