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悲しい・哀しい・愛しい かなしい

大辞林 第三版の解説

かなしい【悲しい・哀しい・愛しい】

( 形 ) [文] シク かな・し
心が痛んで泣きたくなるような気持ちだ。つらく切ない。 《悲・哀》 「母に死なれて-・い」 「誠意が通じなくて-・い」
(古くは「愛し」と書かれた)
身にしみていとしい。切ないほどにかわいい。 《愛》 「何そこの児のここだ-・しき/万葉集 3373
心にしみるような趣だ。深い感興を感ずる。 「みちのくはいづくはあれど塩釜の浦こぐ舟の綱手-・しも/古今 東歌
見事だ。感心するほど立派だ。 「 - ・しくせられたりとて、見あさみけるとなん/著聞 17
残念だ。くやしい。 「物もおぼえぬくさり女に-・しう言はれたる/宇治拾遺 7
貧苦がつらい。 「ひとりあるせがれを行く末の楽しみに、-・しき年をふりしに/浮世草子・永代蔵 1」 〔切なさにつけ愛いとしさにつけ、感情が痛切に迫って心が強く打たれるさまを表す意が原義〕
[派生] -げ ( 形動 ) -さ ( 名 ) -み ( 名 )
[句項目]

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

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