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愛媛県西条市 さいじょう〈し〉

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日本の地名がわかる事典の解説

〔愛媛県〕西条〈市〉(さいじょう〈し〉)


愛媛県北東部の市。
燧灘(ひうちなだ)南西部に面し、南部は高知県と接する。2004年(平成16)、旧・西条市と東予市、周桑(しゅうそう)郡の小松町、丹原町が合併して現在の姿となる。この合併により、周桑郡は消滅。旧・西条市は江戸時代は西条藩の陣屋町として繁栄、陣屋跡が残る。壬生(にゅう)川は松山藩の米の積み出し港として栄えた。名水に恵まれ、うちぬきとよばれる自噴井が多い。酒造業・製紙業のほか、電機・化学・捺染(なつせん)工場などが進出。旧・東予市は、1964年(昭和39)に東予新産業都市区域の指定を受け、臨海埋立地の大規模工業団地を中心に機械・金属などの工場を集積。火力発電所も操業。西条の半導体・鉄鋼・造船などの工場とあわせて、四国を代表する大工業地帯を形成。沿岸部ではノリの養殖が盛んで、稲作のほかミカンホウレンソウなどを栽培する。バラの出荷量は日本有数。愛宕柿を特産。国安は手すき和紙の産地として知られる。
秋の西条まつりだんじりは観光客を集める。湯之谷温泉・本谷温泉が湧く。クマザサに覆われた氷見二千石原(ひみにせんごくばら)がある。山岳信仰の山として知られる霊山石鎚(いしづち)山一帯は石鎚国定公園に指定。四国八十八ヶ所霊場第60番札所横峰(よこみね)寺(真言宗)・61番札所香園(こうおん)寺(真言宗)・62番札所宝寿(ほうじゅ)寺(真言宗)・63番札所吉祥(きちじょう)寺(真言宗)・64番札所前神(まえがみ)寺(真言宗)がある。保国(ほうこく)寺(臨済宗)庭園は国指定名勝。生きた化石呼ばれるカブトガニの保護・育成活動を行っている。

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