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愛着理論と三つ子の魂百まで

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

愛着理論と三つ子の魂百まで

愛着理論とは、乳児は2歳ごろまでに、泣き声などに応答してくれる少数の養育者と愛着を形成するのが大切だという考え方。英国の精神医学者ボウルビィが60年代に提唱したもので、この考え方自体は今も否定されていない。日本ではボウルビィの使った「母性的養育」という言葉が、母親だけを指すと誤解された。3歳と結びつけられた理由ははっきりしないが、複数の研究者が3歳児健診幼稚園の入園年齢、「三つ子の魂百まで」ということわざなどの影響を挙げる。国語審議会委員などを務めた新潟産業大学学長の北原保雄さんによると、ことわざは「幼い頃の性質は高齢になっても変わらない」という意味で、江戸時代後期に広まった。「三つ子は当時の年齢で2歳。歩き始めたくらいの子どもを指す」という。

(2013-07-17 朝日新聞 朝刊 生活1)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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