慈悲深(読み)じひぶかい

精選版 日本国語大辞典 「慈悲深」の意味・読み・例文・類語

じひ‐ぶか・い【慈悲深】

〘形口〙 じひぶか・し 〘形ク〙 愛情をもって、人をあわれむ気持が深い。情け深い。
紫式部日記(1010頃か)消息文「しひふかうおはする仏だに、三ほうそしる罪はあさしとやは説いたまふなる」
浮世草子日本永代蔵(1688)五「すゑすゑの里人を憐、慈悲(ジヒ)ふかく、此人所の宝と」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android