慧安・恵安(読み)えあん

精選版 日本国語大辞典 「慧安・恵安」の意味・読み・例文・類語

えあん ヱアン【慧安・恵安】

鎌倉中期の臨済宗の僧。字は東巖。諡号(しごう)宏覚禅師。鎌倉建長寺の兀菴普寧(ごったんふねい)師事。京都今出川に正伝寺創建。蒙古襲来の際、その降伏祈祷文(ごうぶくきとうぶん)を書いた。嘉祿元~建治三年(一二二五‐七七

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android