慧業・恵業(読み)えごう

精選版 日本国語大辞典 「慧業・恵業」の意味・読み・例文・類語

え‐ごう ヱゴフ【慧業・恵業】

〘名〙 仏語智慧(ちえ)に支えられた正しい行為。功徳を生む仏事作法などにもいう。
江都督納言願文集(平安後)一・後三条院五七日御願文「捧恵業而祈正覚
※浄業和讚(995‐1335)下「三悪道因縁は、まなこのまへに増長し、出離生死の慧業(エゴフ)こころほかにとほざかる」 〔維摩経‐上・菩薩品〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android