手動コック(読み)しゅどうこっく

世界大百科事典(旧版)内の手動コックの言及

【桜木町事件】より

…車両は旧式の六三型で,鉄骨に木板を張っただけのために燃えやすかった。それに窓には桟を打ちつけてあり,非常の際に戸を開ける手動コックの所在も,いたずらされるからと乗客には知らされていなかったので,車両が発火しても乗客は外に脱出することができなかった。事件後,手動コックの所在と使い方が乗客にも明示され,また各車両間の通行も自由にできるように改造された。…

※「手動コック」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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