手裡・手裏(読み)しゅり

精選版 日本国語大辞典 「手裡・手裏」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐り【手裡・手裏】

〘名〙 手のうち手中掌中(しょうちゅう)。転じて、自由にできること。
扶桑集(995‐999頃)七・重酬〈小野篁〉「水中投物浮沈異、手裡蔵鉤得失多」
浄瑠璃・本朝三国志(1719)一「大将の首は手裏(シュリ)に有り」 〔白居易‐白羽扇詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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