打悩(読み)うちなやむ

精選版 日本国語大辞典 「打悩」の意味・読み・例文・類語

うち‐なや・む【打悩】

〘自マ四〙 (「うち」は接頭語)
病気などで苦しむ。
源氏(1001‐14頃)賢木「すこしうちなやみて、やせやせになり給へるほど」
② 焦り苦しむ。身もだえする。
浮世草子好色五人女(1686)四「『どふもならぬ』とうちなやみ、其寐間に入を」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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