打濡(読み)うちぬらす

精選版 日本国語大辞典 「打濡」の意味・読み・例文・類語

うち‐ぬら・す【打濡】

〘他サ四〙 (「うち」は接頭語) 水や涙などでぬらす。
万葉(8C後)七・一三八七「伏越えゆ行かましものを守らふに打沾(うちぬらさ)えぬ浪数(よ)まずして」
※夜の寝覚(1045‐68頃)三「あいなうしほしほとうちぬらさせ給へるや」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android