打読・打詠(読み)うちよむ

精選版 日本国語大辞典 「打読・打詠」の意味・読み・例文・類語

うち‐よ・む【打読・打詠】

〘他マ四〙 (「うち」は接頭語)
経文和歌などを節を付けて唱える。
落窪(10C後)二「文のおぼえけるを打よみて」
詩歌を作る。詠じる。
源氏(1001‐14頃)帚木「うちよみ、走り書き、〈略〉みな、たどたどしからず」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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