抱上(読み)だきあげる

精選版 日本国語大辞典 「抱上」の意味・読み・例文・類語

だき‐あ・げる【抱上】

〘他ガ下一〙 だきあ・ぐ 〘他ガ下二〙 抱いて上にもちあげる。かかえあげる。いだきあぐ。
打聞集(1134頃)道丈法師事「其子三歳に成る。えたきあけす、極て重し」

いだき‐あ・ぐ【抱上】

〘他ガ下二〙 両腕でかかえて上にあげる。だきあげる。
今昔(1120頃か)二「乍喜(よろこびなが)ら懐き上げて湯を沐(あぶ)して見るに」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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