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押さえる・押える・抑える おさえる

大辞林 第三版の解説

おさえる【押さえる・押える・抑える】

( 動下一 ) [文] ハ下二 おさ・ふ
〔「押す」に継続の助動詞「ふ」の付いた語〕
力をある部分に加えて、その状態を持続する。 《押》
物に力や重みを加えて、動かないようにする。 「ドアを手で-・える」 「文鎮で半紙を-・える」 「髪を-・える」
体の一部に手などをあてる。 「目頭めがしらを-・える」 「耳を-・える」
傷口や痛む所に手や物をあてがう。 「傷口をガーゼで-・える」
動作・現象の実現をさまたげる。
動きが起ころうとするのを、何らかの手段で、未然にあるいは途中でとどめる。 「ライバル会社の進出を-・える」 「記事を-・える」
スポーツの試合で、相手が活躍するのをとどめる。 「強敵を-・えて優勝する」 「相手を0点に-・える」
度をこさないようにする。適当な範囲にあるようにする。 「出費を-・える」 「量産で値段を-・える」 「甘みを-・えた上品な味」
感情が外に表れそうなのを、こらえる。 「うれしさを-・え切れないようす」 「怒りを-・える」
支配下・管轄かんかつ下に置く。 《押》
自由に活動できないようにする。 「上司に頭を-・えられる」
自分の支配下に置いて他の者をさえぎる。 「担保物件を-・える」 「帰りの切符は-・えてある」 「自動車市場は二社が-・えている」
重要な点を確実に認識・理解する。 《押》 「要点を-・える」 「勘所かんどころを-・える」 「犯行の現場を-・える」
和船で、船首を右に向ける。 《押》 ↔ 控える
下手に見る。 「当山の末寺でありながら…と-・へて書く条奇怪なり/平家 4
差そうとする杯を受けないで、もう一度飲ませる。 「一度一度に-・へて酒ぶりかたし/浮世草子・一代男 3」 〔中世末期から近世、ヤ行にも活用した。「涙ヲ-・ユル/日葡」〕

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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