精選版 日本国語大辞典 「押取て」の意味・読み・例文・類語
おっとっ‐て【押取て】
① 十分思案しないで気軽に行為する様子。
(イ) 気軽に考えて。さしあたって。
※浮世草子・好色二代男(1684)三「私にもおっとって、つかわるる程かねがほしやと申」
(ロ) おおざっぱに言って。おおよそのところ。だいたい。
※浮世草子・傾城禁短気(1711)四「千五百両に身請おっ取て銀に直して九十貫目なり」
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