押圧(読み)おしへす

精選版 日本国語大辞典 「押圧」の意味・読み・例文・類語

おし‐へ・す【押圧】

〘他サ五(四)〙 押しつけてつぶす。また、抑圧する。おしひしぐ。おっぺす。
※枕(10C終)三〇「過ぎにしかたこひしきもの〈略〉二藍(ふたあゐ)葡萄染(えびぞめ)などのさいでの、おしへされて草子の中などにありける見つけたる」

おっ‐ぺ・す【押圧】

〘他サ五(四)〙 「おしへす(押圧)」の変化した語。
※雑俳・川柳評万句合‐明和四(1767)仁二「ながながのちゑ三つ蝶におっぺされ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android