精選版 日本国語大辞典 「拳相撲・拳角力」の意味・読み・例文・類語
けん‐ずもう ‥ずまふ【拳相撲・拳角力】
〘名〙 酒席などの遊戯の一つ。拳(けん)を相撲になぞらえて小さな土俵を作り、行司、検査役を定め、呼び出しや口上を述べて遊んだもの。のち、土俵をつくらず二人だけの遊びをもいった。江戸時代、享保(一七一六‐三六)頃から流行した。拳会。けんざらい。
※雑俳・揉鬮題折句(1751‐64頃)「血眼(ちまなこ)で土俵入するけん角力」
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