挙措(読み)キョソ

デジタル大辞泉 「挙措」の意味・読み・例文・類語

きょ‐そ【挙措】

立ち居振る舞い。挙止。「挙措端正」
[類語]起居立ち居振る舞い立ち振る舞い行住坐臥物腰こなし身ごなし身のこなし振る舞い一挙一動一挙手一投足挙動振り所作しぐさ素振り身振りアクション

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精選版 日本国語大辞典 「挙措」の意味・読み・例文・類語

きょ‐そ【挙措】

〘名〙 (「挙」は上にあげる、「措」は下に置くの意)
① (━する) あげることと置くこと。特に、官職役目を与えることと免じること。任免
※仮名草子・童蒙先習(1612)一「至てよき物〈略〉人を挙措(キョソ)するに至ては、公正なる寵臣等」 〔周書‐蕭伝論〕
② たちいふるまい。起居動作。挙動措置。挙止。挙動。
※本朝文粋(1060頃)一・菟裘賦〈兼明親王〉「往哲挙措。無磷緇」 〔戦国策‐燕策・恵王

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普及版 字通 「挙措」の読み・字形・画数・意味

【挙措】きよそ

動作。たちいふるまい。〔子、王制〕王の人、動をるに禮義を以てし、斷を聽くにを以てす。~擧措變に應じて窮まらず。夫(そ)れ是れを之れ原と謂ふ。

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