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振るう・揮う ふるう

大辞林 第三版の解説

ふるう【振るう・揮う】

( 動五[四] ) 〔動詞「振る」に接尾語「ふ」の付いたもの〕
(他動詞)
大きく振り動かす。 「拳を-・う」 「木刀を-・う」
振り動かして中の物を出す。 「財布を-・っても何も出ない」
思うままに使いこなして、そのものの持つ能力を十分に表す。 「大鉈おおなたを-・う」 「健筆を-・う」 「熱弁を-・う」 「台風が猛威を-・う」 「暴力を-・う」
すっかり出す。 「よろづこの度は我が宝-・ひてむ/栄花 浅緑
(自動詞)
勢いが盛んになる。気力が充実する。 「商業が大いに-・う」 「成績が-・わない」
奇抜である。とっぴである。 《振》 「 - ・った話だ」 「理由が-・っている」
[可能] ふるえる
[慣用] 腕を- ・ 大鉈おおなたを- ・ 怖気おじけを-
[表記] ふるう(振・揮・震・奮・篩
「振るう」は“振り動かす。勢いが盛んになる”の意。「木刀を振るう」「親に暴力を振るう」「台風が猛威を振るう」「成績が振るわない」  「揮う」は“能力を発揮する”の意。「健筆を揮う」「熱弁を揮う」「料理の腕を揮う」  「震う」は“ふるえる”の意。「体が震う」「震い付きたくなるほどいい女だ」  「奮う」は“気力を充実させる”の意。「勇気を奮って立ち向かう」「どうぞ奮ってご参加ください」  「篩う」は“ふるいにかけてよりわける”の意。仮名書きが普通。「小麦粉を篩う」「応募者を試験で篩う」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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