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捕らえる・捕える・捉える とらえる

大辞林 第三版の解説

とらえる【捕らえる・捕える・捉える】

( 動下一 ) [文] ハ下二 とら・ふ
〔「取り敢ふ」の転か〕
人や動物を取りおさえて逃げないようにする。つかまえる。 「犯人を-・える」 「獲物を-・える」 「密漁船を-・える」
手でしっかりつかむ。握る。 「手を-・える」 「レンブラントの絵に心を-・えられる」 「逃げて入る袖を-・へ給へば/竹取」
たまたま到来した好機などを自分のものとする。つかまえる。 「チャンスを-・える」
認識・把握する。
ある部分を論議の対象として正面に据える。 「言葉じりを-・える」 「この点だけを-・えて評価を下すのはいかがか」
本質・意義・特徴などを理解し把握する。つかむ。 「特徴をよく-・えている似顔絵」 「文章の要点を-・える」 「真相を-・える」
映像・音などをはっきり確認する。 「レーダーが-・えた台風の目」 「電波を-・える」
「…が(人)をとらえる」の形で、(人が)…の状態になる、…の状態に陥るの意を表す。翻訳文の影響を受けた表現。 「恐怖心が彼女を-・えた」 「疑惑の念が彼を-・えた」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報