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捨てる・棄てる すてる

大辞林 第三版の解説

すてる【捨てる・棄てる】

( 動下一 ) [文] タ下二 す・つ
不用なものとして自分の手元から離す。自分から手離す。 ↔ 拾う 「ごみを-・てる」 「武器を-・てる」
愛情をかけていたものとの関係を断ち切る。 「恋人を-・てる」 「故国を-・てる」
関係・関心・執着などを断ち、顧みることをやめる。 「疑いを-・てる」 「名を-・てる」 「勝負を-・てる」
そのままに放置する。ほうっておく。 「 - ・てておけない非常事態」 「突いた手に畳を摑むだ憂慮きづかわしさに、-・ても置かれぬ気に成つて/婦系図 鏡花
(身・命を)投げ出す。犠牲にする。 「身を-・てても子をかばう」
葬る。 「病を受けて死にぬ。然れば、金の山崎の辺に-・てつ/今昔 17
〔中国・四国・九州地方などで〕 紛失する。
動詞の連用形、または動詞に助詞「て」を添えた形の下に付いて、補助動詞的に用いる。…てのける。…てしまう。 「鎧の袖にて払ひ、蹴散らして-・てなん/保元 上・古活字本」 〔「すたる」に対する他動詞〕
[慣用] 筆を- ・世を- / 小異を捨てて大同につく

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

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