精選版 日本国語大辞典 「据膳・居膳」の意味・読み・例文・類語
すえ‐ぜん すゑ‥【据膳・居膳】
〘名〙
② 人を働かせて自分はなにも手を下さないこと。
※雑俳・十八公(1729)「隠逸の身はすへ膳の月と花」
③ すっかり準備をととのえて人にすすめること。
④ 女の方から男にいい寄ること。女性の方から男に恋をしかけること。
※浄瑠璃・夏祭浪花鑑(1745)六「すへ膳(ゼン)と鰒汁を喰ぬは男の内ではない」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報