掛付(読み)かかりつけ

精選版 日本国語大辞典 「掛付」の意味・読み・例文・類語

かかり‐つけ【掛付】

〘名〙 医者などでいつもその人にかかっていること。また、その医者など。
吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉八「平生(へいぜい)かかりつけの甘木先生を迎へて」

かかり‐つ・ける【掛付】

〘自カ下一〙 医者など、いつもその人にかかる。
道草(1915)〈夏目漱石〉八二「掛(カカ)り付(ツ)けて来た産婆に信頼してゐる細君

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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