接点・切点(読み)せってん

精選版 日本国語大辞典 「接点・切点」の意味・読み・例文・類語

せっ‐てん【接点・切点】

〘名〙
曲線曲面接線がその曲線や曲面と接する点。また、曲面の接平面がその曲面と接する点。〔数学ニ用ヰル辞ノ英和対訳字書(1889)〕
二つ物事が接する点。異なる物事が一致する点。
芸術人間に必要か(1956)〈中村光夫〉一「そのことは彼の文学意識と現実との接点に触れなければ不可能なのです」
電流が流れる導線や器財相互の接続箇所。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android