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控える・扣える(読み)ひかえる

大辞林 第三版の解説

ひかえる【控える・扣える】

( 動下一 ) [文] ハ下二 ひか・ふ 〔動詞「引く」に継続の接尾語「ふ」の付いた語〕
(自動詞)
いつでも活動できるよう準備をして待機する。 「楽屋に-・えて出番を待つ」
表立たずに傍らにいる。 「首相の後ろに-・えている夫人」
すぐ近くにある。
場所的に近い。 「北側に山が-・えている小村」
時間的に近い。 「大事な試合が明日に-・えている」
進まないで止まる。 「琴をぞひきすまされたる、-・へて是をききければ/平家 6
(他動詞)
他のものが動こうとするのを引きとどめる。抑制する。 「袖を-・える」 「馬を-・える」
あることに配慮して、自分の行動を制限・抑制する。 「酒を-・える」 「公表を-・える」 「言葉を-・える」
後ろに退かせる。 「裏を一センチ-・える」
すぐ近くにある、ということを他動詞的に表現する。
近い関係にある。 「近くに有数の観光地を-・えた都市」 「代議士がバックに-・えている」
時間的に間近にせまる。 「開会式を三日後に-・えて準備に忙しい」
記録にとどめる。メモする。 「電話番号を手帳に-・える」
和船で、櫓を操作して船首を左へ曲げる。 ⇔ 押さえる
引く。 「其方そなたへ引け。強く-・へよ/義経記 5

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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