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掻く・搔く かく

大辞林 第三版の解説

かく【掻く・搔く】

( 動五[四] )
指先や細い物の先端を物の表面にあてがって強くこする。ひっかく。 「かゆい所を-・く」 「犬が前足で地面を-・く」 「へらで壁を-・いて古いペンキを落とす」
かたい物の表面に刃物を当てがって、削って細かくする。 「かつおぶしを-・く」 「氷を-・く」
手や道具の先を往復させるようにして、一面にある物を押しのけたり、寄せ集めたりする。 「道路の雪を-・く」 「オールで水を-・く」
細い物の先などで、器に入れた物を混ぜる。 「からしを-・く」
すきなどで田畑をすき返す。 「田を-・く」
刀を手前に引いて切る。 「敵の大将の寝首を-・く」
琴を弾じる。かきならす。 「しが余り琴に作り-・きひくや/古事記
指先を物に立ててつかむ。 「倉梯山くらはしやまを嶮さがしみと岩-・きかねて我が手取らすも/古事記
報酬や賭けに勝った金を得る。 「高駄賃-・くからは大事の家職/浄瑠璃・冥途の飛脚
髪をくしけずる。 「朝寝髪-・きも梳けずらず/万葉集 4101
手を振り回す。また、鳥が羽ばたく。 「ただ手を-・きおもてをふり/蜻蛉
[可能] かける
[慣用] 裏を- ・寝首を- ・欲を-

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

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