摘取(読み)つみとる

精選版 日本国語大辞典 「摘取」の意味・読み・例文・類語

つみ‐と・る【摘取】

〘他ラ五(四)〙
植物の実や芽などを指先でつまんで取る。
※俳諧・玉海集(1656)一「摘とりて手にすへあぐるたかな哉〈云成〉」
② 文や話の要点を抜きとる。
※志都の岩屋講本(1811)下「此の養生のことは外国の説どもを摘み取って綴(つづ)り合はせ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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