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擦る・摩る・磨る・擂る する

大辞林 第三版の解説

する【擦る・摩る・磨る・擂る】

( 動五[四] )
物を他の物に触れさせたまま、力を入れて動かす。こする。 《擦・摩》 「マッチを-・る」 「何かで-・った傷がついている」
物の面に他の物を押しつけて、くり返し動かす。こする。 《磨・擦・擂》 「やすりで-・る」 「墨を-・る」 「垢あかを-・る」 「足-・り叫び伏し仰ぎ/万葉集 904」 〔「手をする」などは、多く「摺る」と書く〕
鉢や臼の中で、つぶして細かくする。 《擂》 「ごまを-・る」 「味噌を-・る」
賭け事などに金・財産を使い果たす。 《擦・摩》 「競馬で-・った」
貝などを漆で塗り込んで、磨き出す。 「丸ぼや-・つたる鞍置いてぞ乗つたりける/平家 11
[可能] すれる
( 動下二 )
すれる
[表記] する(擦・磨・擂・刷・摺
「擦る」は“こする”の意。「摩る」とも書く。「マッチを擦る」「転倒して膝を擦る」  「磨る」は“こする。みがく”の意。仮名書きが普通。「墨を磨る」「やすりで磨る」  「擂る」は“鉢はちや臼うすで細かく砕く”の意。仮名書きが普通。「ごまを擂る」「味噌を擂る」  「刷る」は“印刷する”の意。「新聞を刷る」「輪転機で刷る」  「摺る」は“押しつけて、こする”の意。「刷る」とも書く。「版画を摺る」
[句項目]

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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