教学刷新(読み)きょうがくさっしん

世界大百科事典 第2版の解説

きょうがくさっしん【教学刷新】

1935年(昭和10)2月の帝国議会における美濃部達吉天皇機関説問題に発端し,翌年10月の教学刷新評議会(文部大臣諮問機関)の答申に基づいて展開されはじめ,第2次大戦敗戦時まで継続された,政府軍部・民間右翼による,日本精神と国体論とに立脚した教育・学問思想の統制の政策および運動。 成長する日本資本主義の市場拡大を軍事侵出によって果たそうとする政府・軍部などにとって,大正デモクラシー下での社会主義・自由主義思想台頭とその学生・知識人・労働者層への浸透は,許しがたい国内的不安要因とされた。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

今日のキーワード

大学入試センター試験

国立大学の共通第1次学力試験制度は、1979年度に導入された。入学試験を第1次と第2次とに分け、第1次試験は大学入試センターが共通学力試験を実施。第2次試験は各大学がきめ細かな入学者選抜を行うことを目...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android