世界大百科事典(旧版)内の数量経済史研究グループの言及
【数量経済史】より
…ただ問題は,完結にほぼ20年を要したため,各巻の間の相互比較の難しいものが少なくないことであるが,大川・篠原の《日本経済発展の形態》(英文,1979)はこの困難を除去している。もう一つの顕著な集団研究は数量経済史研究グループ(QEH研)の活動である。梅村又次,新保博,速水融,西川俊作らを中心とするこのグループは,比較的地味な分析方法を用いて近世から現代に至る経済史を研究して,その成果を1976年以来《数量経済史論集》に発表している。…
※「数量経済史研究グループ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」