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新潟県佐渡市 さど〈し〉

日本の地名がわかる事典の解説

〔新潟県〕佐渡〈市〉(さど〈し〉)


新潟県の日本海に浮かぶ佐渡島(さどがしま)1島からなる市。
2004年(平成16)3月、両津市と佐渡郡の相川町、佐和田町、金井町、新穂村、畑野町、真野町、小木町、羽茂町、赤泊村が合併して成立。この合併により佐渡郡は消滅。両津港・小木港・赤泊港から本土へ定期船が就航している。佐渡空港がある。国道350号が通じる。市内に鉄道はなく路線バスが運行する。国際保護鳥であるトキの国内最後の生息地として知られ、佐渡トキ保護センターがある。古代には真野に佐渡国府や国分寺がおかれた。条里制遺跡などが残る。隠岐などと並ぶ古くからの流刑地で、順徳(じゅんとく)天皇の真野御陵、世阿弥(ぜあみ)の配所跡など史跡が多い。江戸時代には幕府直轄の佐渡金山の鉱山町として発展。小木は金山の金の積み出し港・北前船の寄航地として栄えた。稲作と酪農・畜産、葉タバコや柿の栽培が盛んで、おけさ柿と佐渡みそが特産品。漁業はブリ・スルメイカなどの沿岸漁業と加茂湖でのカキ養殖、両津湾でのワカメ養殖が行われる。電機・精密機器・水産加工・酒造などの工場が立地。民芸品の竹細工を生産する。
佐渡金銀山遺跡は国指定の史跡。金山資料館がある。佐渡弥彦米山(やひこよねやま)国定公園に属するドンデン高原、佐渡外海府海岸(国の名勝に指定)、七浦海岸、尖閣(せんかく)湾などの景勝地がある。佐渡小木海岸は国の名勝・天然記念物に指定されており、たらい舟が観光客に人気。長谷(ちょうこく)寺、佐渡国一宮(さどのくにいちのみや)の度津(わたつ)神社がある。民謡「佐渡おけさ」が有名。のろま人形や鬼太鼓(おんでこ)などの民俗芸能が伝承されており、「佐渡の人形芝居」は国の重要無形民俗文化財に指定されている。航空自衛隊の分屯基地がある。

出典|講談社日本の地名がわかる事典について | 情報 凡例

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