新潟県糸魚川市(読み)いといがわ〈し〉

日本の地名がわかる事典の解説

〔新潟県〕糸魚川〈市〉(いといがわ〈し〉)


新潟県南西部の市。
日本海に面し、富山県・長野県と接する。糸魚川-静岡構造線の北端にあたる。2005年(平成17)3月、旧・糸魚川市と西頸城(にしくびき)郡の能生町、青海町が合併して現在の姿となる。この合併により、西頸城郡は消滅。JR北陸本線・大糸線が通じる。豊富な石灰石を原料に窯業・セメント・化学工業が盛ん。天然のヒスイを産し、加工品を特産。日本海沿岸でのベニズワイガニ漁が盛ん。北陸道の脇街道松本街道(国指定史跡)は、別名「塩の道」と呼ばれる。笹倉温泉・焼山(やけやま)温泉・白馬温泉や、小滝川硬玉(こたきがわこうぎょく)産地として国の天然記念物に指定されている小滝川ヒスイ峡、フォッサマグナパークなどがある。青海川の硬玉産地及び硬玉岩塊、能生白山(のうはくさん)神社社叢と能生ヒメハルゼミ発生地も国の天然記念物。景勝地親不知(おやしらず)・子不知(こしらず)の断崖海岸が名高い。2009年8月、糸魚川ジオパークが世界ジオパークに認定された。根知山寺(ねちやまでら)の延年(えんねん)、青海の竹のからかいなどの伝統行事は国の重要無形民俗文化財に指定されている。

出典 講談社日本の地名がわかる事典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

寒暖差アレルギー

寒暖の差により鼻の奥の毛細血管が詰まり、鼻の粘膜が腫れることで起きる鼻炎。医学的には血管運動性鼻炎の一種とされる。多くの場合秋から冬にかけて1日の寒暖差が大きい時期や冷房による急な温度変化などにより起...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

新潟県糸魚川市の関連情報