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新潟県長岡市 ながおか〈し〉

日本の地名がわかる事典の解説

〔新潟県〕長岡〈市〉(ながおか〈し〉)


新潟県中央部の市。
越後平野南部に位置する豪雪地帯。信濃川が中央から北に流れる。2005年(平成17)4月、南蒲原(みなみかんばら)郡の中之島町と三島(さんとう)郡の越路町、同三島町、古志(こし)郡の山古志村と刈羽郡の小国町を編入。この合併により、古志郡は消滅。2006年1月、栃尾市と三島郡の和島村、寺泊町、与板町を編入。2010年3月、北魚沼郡の川口町を編入して現在の姿となる。この編入により、北魚沼郡は消滅。商工業が盛んな県第2の都市で、2007年4月より特例市。中心地は江戸時代には長岡藩の城下町。明治中期、東山油田が開発され、工業化が進展した。豪雪地帯ながら中心市街に消雪パイプ網を整備、「無雪都市」を目指す。2004年発生の新潟県中越地震では、旧・長岡市とその後合併した周辺地域あわせて22名が死亡、家屋の全半壊は1万2000棟を超える大きな被害を受けた。地域復興のための事業はいまも継続中。
機械・電機・精密機器工業、米菓・清酒醸造やラケット・ゴルフクラブなどのスポーツ用具製造業が盛ん。国のテクノポリスモデル地区に指定され、先進的な高度技術工業も発達している。地場産業では近世の栃尾紬(つむぎ)以来の織物産業も盛ん。長岡仏壇・越後与板打刃物(よいたうちはもの)はいずれも国の伝統的工芸品に指定。小国地区は小国和紙の産地。農業では稲作・畜産が盛ん。大口レンコン・八石(はちこく)ナス・ニシキゴイが特産。寺泊港から佐渡島(さどがしま)の赤泊港に定期船が通る。与板町は中世には上杉家の重臣直江兼続(なおえかねつぐ)の居城があり、近世には牧野氏・井伊氏の陣屋町として発展。山古志地区で行われる闘牛の一種、牛の角突きの習俗は国の重要無形民俗文化財に指定。中之島地区は大凧合戦で知られる。和島地区は良寛終焉の地として名高く、美術館・歴史民俗資料館を備えた良寛の里がある。8月の長岡まつりでの花火大会が有名。蓬平(よもぎひら)温泉・西谷温泉が湧く。国営越後丘陵公園、サクラの名所の悠久山公園、長岡市おぐに森林公園、県立近代美術館、県立歴史博物館、寺泊水族博物館などがある。

出典 講談社日本の地名がわかる事典について 情報 | 凡例

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