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新生南アフリカ復興開発計画 しんせいみなみあふりかふっこうかいはつけいかくThe Reconstruction and Development Programme in South Africa

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知恵蔵の解説

新生南アフリカ復興開発計画

マンデラ政権の政策大綱。元来はアフリカ民族会議(ANC)の選挙公約であったが、国民統合政府がこれを土台に、1994年9月、「RDP白書」として公表した。基本原則として、(1)包括的で持続可能な計画、(2)国民の要求にこたえる計画、(3)平和と安全を保障する計画、(4)南部アフリカ地域の発展を支援する計画、(5)成長と配分を同時に達成する計画、(6)民主化を進める計画、の6原則を持ち、その具体化のために(1)基本的ニーズの充足、(2)人的資源の開発、(3)経済建設、(4)国家と社会の民主化、を挙げている。(1)ではアパルトヘイト体制下で生じた黒人の貧困救済が最大の目的であるとし、公共事業による失業対策土地改革による不平等な土地配分是正、住宅・電力・上下水道などのインフラの整備、(2)では人種別に実施されてきた教育、職業訓練の改革、(3)では白人・黒人間の経済格差、ホームランド政策による地域的不均衡、白人大企業の集中・寡占化と黒人企業の未発達、経済制裁下で起こった外資逃避と国際収支の悪化などの構造的不均衡の是正、(4)では国家と社会の根本的改革による民主主義の達成、その制度的保障、アファーマティブ・アクションなどを挙げている。

(林晃史 敬愛大学教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」
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