日乗(1)(読み)にちじょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「日乗(1)」の解説

日乗(1) にちじょう

1648-1703 江戸時代前期の僧。
慶安元年生まれ。日蓮宗。京都深草の元政に師事し,徳川光圀(みつくに)の招きで常陸(ひたち)(茨城県)久昌寺住持となる。元禄(げんろく)4年から死の直前までしるした「日乗上人日記」は,光圀の実生活や当時の世相,生活を知る好史料である。元禄16年6月7日死去。56歳。号は皆如院。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android