コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

日傘(ひがさ)効果 ひがさこうか umbrella effect

1件 の用語解説(日傘(ひがさ)効果の意味・用語解説を検索)

知恵蔵2015の解説

日傘(ひがさ)効果

大気中を浮遊する火山灰、塵、黄砂などの微粒子(エアロゾル)や雲が日射を遮って、地上気温を低下させる現象で、異常気象の原因の1つ。1991年6月のフィリピンのピナトゥボ火山の噴火は、噴煙の高さが35kmまで達し、8カ月後、日本の直達日射量が平年より約18%減少した。93年の大冷夏はこれが原因との説もある。大気中にレーザー光を発射し、反射する光を捕らえて、エアロゾルの鉛直分布や形状を測る装置がエアロゾル・ライダー(aerosol lidar)。岩手県大船渡市綾里で気象庁が連続観測している。

(饒村曜 和歌山気象台長 / 宮澤清治 NHK放送用語委員会専門委員 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日傘(ひがさ)効果の関連キーワード鬼火気象光学大気電気炭塵空中電気噴煙火山灰丘外火山作用泡火山灰

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone