日暮八太夫(初代)(読み)ひぐらし はちたゆう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「日暮八太夫(初代)」の解説

日暮八太夫(初代) ひぐらし-はちたゆう

?-? 江戸時代前期の説経浄瑠璃太夫(じょうるりたゆう),興行師
日暮派のもっともふるい太夫のひとりで,京都四条河原で興行したという。2代八太夫は名を本(元)久といい延宝-享保(きょうほう)(1673-1736)のころ四条橋詰で興行していたがふるわず,元文3年(1738)甥(おい)が3代八太夫を襲名した。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android