日本エア・リキード(読み)にほんエア・リキード

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「日本エア・リキード」の意味・わかりやすい解説

日本エア・リキード
にほんエア・リキード

産業・医療ガスおよびプラントメーカー。 1907年フランスのエア・リキードの委託を受け創業。 1930年住友合資会社との共同出資による帝国酸素となり,1981年テイサンに社名変更。 1998年現社名となる。 2003年大阪酸素工業と産業・医療ガス事業を統合してジャパン・エア・ガシズを設立し,日本エア・リキードは輸出入事業とプラント事業を継続。 2007年ジャパン・エア・ガシズと合併した。創業以来エア・リキードと密接な連携を保ち,国際的にも躍進。日本で最初に液化酸素装置を製作した。超高純度ガスなどの各種工業用ガスを供給している。大型空気分離装置なども製作するプラントメーカーでもある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android